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金地金販売・貴金属買取り

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債権と金の役割交代の見込み

米国では保護貿易を主張するトランプ政権が誕生しました。新政権が貿易戦争を引き起こし、地政学的リスクによる緊張を高める恐れがあります。

地政学的リスクの高まりは安全な逃避先としての金需要を高めます。歴史を振り返っても、危機が発生してリスク資産である株価が下落したときには、安全資産である金価格が上昇してきました。

米国では利上げが再開されましたが、米国以外はそのような環境ではありません。ECBは2017年も緩和的な金融政策を維持する見通しであり、米国以外の国では通貨価値が低下すると思われます。こうした国では資産価値を守るために金投資への需要が高まる見通しです。

米国では金利の上昇とともにインフレ率も上昇する見通しです。数年間続いた世界的な金融緩和により、金融市場にはお金が余ってしまい、ついにインフレを押し上げるところまで来たと言うことかも知れません。

金は伝統的にインフレヘッジの役割を担っており、インフレによる実質金利の低下は金の魅力を高めるでしょう。

超低金利が続き、投資家がリターンを求めてリスク許容度を高めた結果、株価が割高になりました。一方、これまで株価の調整に備えて保有してきた債券は、金利の上昇で下落する見通しであることから、投資先としてのリスクが高まっています。

株価に限らず、強気相場が永遠に続くことはありません。テールリスクに備えた分散投資は投資の基本ですが、2017年はこれまで債券が果たしていた役割を金が担うことになるのではないでしょうか。